Reading For Pleasure

読書日記、ときどき食日記

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有馬温泉&京都の旅 〜その3 

洛北の八瀬は、京都駅から半時間くらいの静かなところ。

八瀬離宮は温泉を自分のところで掘っているので、源泉掛け流しのお風呂が楽しめる。
眺望は有馬のほうがよかったけど、こちらのほうがお湯はよかった。
つるつる〜


お部屋からは新緑に彩られた叡山電鉄の線路が見える。
田舎なので電車の本数は少ない。
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八瀬駅
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このすぐ裏手は比叡山
ケーブルカーの乗り場がある。


叡山電鉄沿いの高野川
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テクテク歩いて行くと小さな美術館発見!
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「若冲」の特別展示をやっていた。


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入ろうかな?と思ったけれども、拝観料は2,000円とお高め。
高っか!!!

もし家族4人だと、はっせんえんですよ!
はっせんえん・・・
とはいえ、滅多に来る機会もないのでかなり迷ったけど、閉門の時間が迫っていたので断念。
またの機会に…


マイナスイオンをたっぷり浴びたし、ホテルに戻ろう。
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私たちが周囲を散策している間、マダム陣はお風呂へ行き、またもやディナー用にお支度中。
お待たせしてはいけないと急いで戻ったけど、お支度に時間がかかるので余裕(笑)


夕食はまた和食を予約。
お食事をするところは、一旦外に出て、橋を渡ったところにある離れで、
ここでは個室が用意されていた。
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器もおしゃれ
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ノンアルコールのベルギー産スパークリングを注ぎ、しゅわしゅわ〜〜
こんなジュンサイの食べ方はじめて。
これがジュンサイと炭酸がマッチしていて美味しかった!
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お椀は若狭のぐじ
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お造り
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このお皿の上にくるのは・・・
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ほうばに包まれたお肉〜〜〜!
と蕗の豆ご飯
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賀茂茄子のオランダ煮
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オランダ煮とは、食材を油で揚げたもしくは炒めた後、醤油、みりん、 日本酒、出汁などを合わせて作る煮汁にトウガラシを加えて煮た料理のこと。

家庭でも夏場によく作られるけど、冷やしても美味しい。
とはいえ、わたしのは茄子を素揚げして希釈しためんつゆに漬けるだけ(笑)
冷やして大根おろしで頂くのが定番。
もちろんプロのお味とは別物で、お茄子やお出汁自体からして違うけど、
たまにはお上品に白だしでやってみてもいいかな。


市販の白だしはヤマキの「割烹白だし 」が一番おいしい!
 



美山豆乳と東寺鍋
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御食事は鱧源平寿司と水ナス、赤出汁
鱧が紅白になってるの、わかります???
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白焼きのほうには梅肉がのっかってるのよん。


リースリングを1本飲んだので、ここまででお腹いっぱい。
大変申し訳ないけど、デザートはわたしはパス(笑)


お風呂に入って部屋飲み開始。無色透明のいいお湯だった。

ちょっと客室からスパまでの動線が長いけど、わたしは有馬より八瀬のほうが好き!
年末から、箱根、有馬、八瀬とエクシブ離宮シリーズに3つ宿泊したけど、八瀬が一番だった。
箱根は近いし悪くないんだけど、ルームウェアでスパに行けないのがちょっと難かな。
有馬も八瀬もフロントを通らずスパに行ける作りだが、箱根はメなのだ。


朝(というかお昼?)は、さすがによろよろ(笑)
こういう時、レイトチェックアウトさせてもらえるのはありがたい。
いや〜〜〜贅沢させていただきました。感謝、感謝!

爆笑続きの楽しい旅に、新幹線の中でかんぱ〜〜い!
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誰だ?日本酒飲んでるのは(笑)
楽しい旅でした!!!

笑いすぎて腹筋痛いけど、めちゃくちゃ食べて飲んだので、
しばらくは節制しなければ〜〜〜

ナダルが全仏優勝するまで、もう飲まない!

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2017/05/15 Mon. 07:43 [edit]   TB: 0 | CM: 0

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有馬温泉&京都の旅 〜その2 

前夜は飲んだのでゆっくりスタート。
といっても歳のせいか、なぜか目が覚めてしまう・・・(汗)
しっかり朝風呂もはいった〜

そして、京都へ移動。
タクシー、在来線、新幹線、地下鉄、バスと乗り物づくしの移動。

やってきたのは、、、
きょうと〜〜〜おおはら、さんぜんいん
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CMか何かで頭に残っていた「女ひとり」というこの歌。
わたしはずっと「きょうと〜、おおはら、さんぜんだと思ってた(笑)

昔、母を求めて三千里っていうアニメがあったけど、
1里が400mというから、三千里だと12000キロ?
京都どころか、南極あたりまで行きそう・・・


の、三千院を見学する前にまずは腹ごしらえ。
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ステキングなお店の池には大きな鯉
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お願いです。マダム・・・
「デブな鯉」って言わないで・・・
「大きい鯉」って言って・・・
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京都に来たら、お豆腐を食べなくては。
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つくしにゼンマイ、揚げ餅のくずあんかけにゴマ豆腐
五目豆、卯の花、ご飯は筍ご飯でヘルシーに。
夜があるので、お昼は軽めに。
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土筆ってかなり小さい頃に食べた以来!
横浜でも春になると見かけるけど、だいたいワンちゃんのお散歩コース・・・
うちワンさんもせっせと液体肥料をやってた・・・
それも大型犬だったので、枯れてしまうくらい大量だった!

時期になると土筆採りをしている方もいたけど、、、
液体肥料の臭いプンプンなのになぜ採ろうとするのか・・・


こういうところのは、大丈夫(笑)
たぶん…
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卯の花も美味しかった〜〜



さて、腹ごしらえが終わったら、三千院のなかを散策。
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大きな牡丹
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立てば芍薬、座れば牡丹、歩く姿は百合の花・・・
からは程遠いおばさんで、すんません・・・


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タケノコももう終わりかな。
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若干閉めてるお店もあったけど、御土産用の柴漬けも買えた。
GWはきっと大忙しだったから、ハワイとかにいらっしゃってるのでしょうかね?


そして、京都のお宿は大原から比較的近い八瀬離宮
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オーナーの友人がチェックインしてくれてる間、ロビーで優雅にお茶を。
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年末の箱根にはじまり、有馬離宮八瀬離宮と離宮シリーズ3つめ。
ご飯楽しみ〜〜〜!

その3に続く・・・

旅行中のUVは、、、これとコレ!
特にスプレーは超おすすめ。
    
日焼けだけじゃなく、紫外線は老化のもと。
まめに顔シューできます



母の日ギフトにも!

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2017/05/14 Sun. 13:08 [edit]   TB: 0 | CM: 0

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有馬温泉&京都の旅 〜その1 

友人たちと有馬と京都に行ってきた!
有馬温泉は、首都圏でいう箱根的な存在。
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日本最古の温泉といわれる有馬のお湯は「金泉」と呼ばれ、
鉄分を多く含む茶褐色をしている。
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宿泊したのは友人の手配による有馬離宮
エクシブの離宮シリーズ中最も豪華といわれる有馬に一度は泊まってみたかった。
(今は湯河原???)

今回は6人グループのBBA旅。
私は一番若いかわい子ちゃんと同じお部屋。
もちろん、夕食後の部屋飲み会場はここに決定(笑)
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ローソンで柿ピーやらチーズ鱈なんかも仕込み済み。
この人たちがまた飲むんだ・・・


夕食は和食を予約してもらっている。でも、その前に軽く有馬散策。
新幹線の中で「しゅうまい弁当」を食べたので、歩いて少しお腹を空かせなければ!

箱根と違い、有馬は小さいので歩いても余裕で見て回れる。
あいにくの雨だったけど、それもまた風情があって良し。


ということで、若い(比較の問題で)チームはぶらぶらと坂を下って出発。
駅近くの「ねね橋」
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「金泉」が楽しめる日帰り温泉施設、「金の湯」
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有馬にはもうひとつ、「銀泉」と呼ばれる無色透明なお湯が湧いている。
「金泉」とともに楽しみたいのがこの「銀の湯」
平日にもかかわらず、関西弁のおばちゃんたちで賑わっていた。

金の湯、銀の湯の2館利用で850円!!!
そりゃ、関西に住んでるおばちゃんは来ちゃうわ・・・
毎週とか来ちゃうわ・・・

箱根に1000円以下の日帰り温泉施設ってあったっけ???
横浜のスカイスパなんか温泉でもなんでもないのに、2,000円以上する。
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極楽寺
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行基像
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有馬は日本最古の温泉で、舒明天皇・孝徳天皇の時代からその名を知られてはいたけれども、
徐々に衰退していったという。それを再興したのが、行基さんらしい。

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面白顔の狛犬ちゃんwith つつじ
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散策後は宿のお風呂。
有馬離宮は施設もヨーロッパ風で豪華でお食事も美味しいけど、残念ながら源泉はなし。
掛け流しではないけれど、お湯は1日11往復してお湯を運んでいる。

高台にあるので、露天風呂からのビューは最高だった。
桜の時期とか綺麗だろうなぁ・・・

ところでいつも思うんだけど、エクシブのお風呂はなぜか洗い場のブースに鏡がない。
なぜなんだろう???


お待ちかねの夕食タイム!
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美人でおしゃれな皆さまは、カジュアルからディナー用にお着替え。
つか、銀座ディナーかよ?ってくらいキラキラり〜んしてるんですが。


一応、ワンピ持ってきておいてよかった(汗)
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夕食の開始時間は5時!!!
夜は長いので(笑)、ここでは控えめにソービニョン・ブランを1本だけ。
ニュージー産のソーヴィニヨン・ブランの香り最高
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牛タンと銀餡の変わり蒸し寿司
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お肉〜!お肉〜!
関西といえば、うっし〜〜〜!
すき焼き的な味付けの「わらび鍋」
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with おんたま
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〆はさっぱりと紀州梅のお素麺をチョイス。
稲庭との中間きらいの太めのお素麺。
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デザートは嶺岡プリン、大吟醸のアイス、キウイのすり流しに麩まんじゅう
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だけど、大吟醸のアイスとメロンのみ、いただいた(#^.^#)
お酒のアイス、超うま〜〜〜


そして、そして、この後は、、、、
部屋に戻ってリラックスウェアに着替え、部屋飲みタ〜〜〜イム!!!
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お部屋からの夜の眺めはプチ・ベラッジオだった!

これ、必需品!

続く・・・

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2017/05/13 Sat. 20:38 [edit]   TB: 0 | CM: 0

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翻訳ミステリー大賞コンベンション@蒲田 その2 

今回の特別ゲストは、小説家であり翻訳家の西崎憲氏。西崎氏は、「たべるのがおそい」 という文学ムックの編集者でもある。

西崎氏が主催の「日本翻訳大賞」は翌日が受賞式だそうで、直前公開インタビューが行われた。
聞き手は杉江松恋さん。
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「日本翻訳大賞」は、12月1日〜翌年の12月末までに出版された翻訳作品のなかから、最も賞賛すべき作品に送られる賞だそうだ。選考委員は、金原瑞人・岸本佐知子・柴田元幸・西崎憲・松永美穂の各氏。

   

堆塵館 (アイアマンガー三部作1) 読みたいんだけど、この手のものは何如せんお値段が・・・
3000円×3=9000円!ーーー諭吉さんサヨナラ…
この手のものはちょっとお高め。
どれも文庫にはならない類の本なので仕方ないとは思うけど、Kindle版をもう少しお安くしていただけると有り難いです…




休憩を挟んで、お次は「読者賞の発表&授賞式」
先ほどの「大賞」はプロが選ぶ賞だが、「読者賞」は読み手が選ぶ賞である。

今年は「その雪と血を」「大賞」とのダブル受賞!
おめでとうございます!!!
ネスボつよーーーーーーー
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毎年、何百冊も発売される翻訳ミステリー。
読者による投票は当然のことながらかなり割れるのは必然。1票しか投じられてなかった作品のなかにも「これ、絶対面白いのに」というのはたくさんある。
わたしのおすすめは、「パードレはそこにいる」
といっても、この1票を投じたのはわたしではないけど(汗)
七福神でも取り上げられなかったけれど、"ザッツエンタメ"がお好きな方は読んで損はなし。
少々エグめです。

 




〆のイベントは出版社対抗イチオシバトル!
各出版社の担当編集者の方々が、これから出版予定のイチオシ本の宣伝をするというコーナー。
読者にとっては、いち早く話題の新刊を知るチャンスでもある。
各社のイチオシ本は次のとおり。

・小学館=「怒り(仮)」ジグムント・ミウォシェフスキ
・東京創元社=「フロスト始末」 R・D・ウイングフィールド
・ハーパーコリンズ・ジャパン=「ブラック・ウィドウ」ダニエル・シルヴァ
・早川書房=「晩夏の墜落(仮)」ノア・ホーリー
・文藝春秋=「その犬の歩むところ」ボストン・テラン

各々、決められた時間のなかで、いかに面白そうかを語るというバトルで、「チャンプ本」は会場の挙手の数で決まる。

さて、今年の一冊は???
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わたしは、ハーパーコリンズジャパンから出る予定の、ダニエル・シルヴァの「ブラック・ウィドゥ」に挙手した(犬と迷ったけど)
だって、イスラエルのスパイにして、絵画修復士のガブリエル・アロンのシリーズ最新作なのだ。

それに、
ダニエル・シルヴァがハーパー文庫で出るようになって、
超ウレシー!!!

 



でも、会場の人気はいまひとつで、、、
今年のチャンプ本は、、、文藝春秋の「その犬の歩むところ」
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やっぱり、犬ですよ、犬!
犬には勝てませんから。


他にも、今年も各社、面白そうな本がたくさんで楽しみ楽しみ。
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お隣の部屋に移動して懇親会に突入。
今年はブッフェ形式の立食パーティー。
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今年は餃子屋ではないことは知っていたので、
こんなこともあろうかと、お昼は"ぶり大根定食"にしておいて正解。


ところで、懇親会では毎年?加賀山センセと、なぜか海外ドラマ談義をしている・・・
今年の目玉はなんといっても、「ゲーム・オブ・スローンズ」
ジョージ・R・R・マーティン著の ファンタジー小説『氷と炎の歌』を原作としたHBO製作のドラマシリーズである。
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壮大なスケール、この人をここで殺しちゃうの?!的予測不能な展開。
CG万歳!で、滅茶苦茶お金がかかっているし、お子様は見てはいけないシーンもたくさん(笑)
GWに見ようなどと思ったら、やめられないとまらないで廃人化確実!

レンタルDVDも出ているみたいだけど、Huluでシーズン6まで公開しているので、一ケ月だけHuluに入って見たほうがおトクかも。
Huluついでに、「ウエストワールド」もオススメ。
ずっとウエスタンワールドだと思ってたけど、ごめんなさい。ウエストワールドだった・・・(苦笑)


最後になりますが、横山啓明氏と、遅ればせながら「ゴーストマン 時限紙幣」 のロジャー・ホッブス氏のご冥福をお祈り申し上げます。
横山先生はつい最近まで「無実」「弁護士の血」でご活躍でした。

一方のロジャーは28歳、いくらなんでも早すぎる。
ポッチャリだったのでその種の死因なのかと思いきや、オーバードーズ…
それ、一番駄目なやつでしょ…
アメリカでも凄腕の編集者がついていたというし、永嶋さん曰く、婚約者と一緒に暮らしていたので、荒れた生活を送っていたわけでもなかったというが、「好事魔多し」かな…
遺作となってしまった「Vanishing Games」(ゴーストマン 消滅遊戯)は、文藝春秋からこの秋刊行予定だそうです。

  

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2017/04/25 Tue. 13:22 [edit]   TB: 0 | CM: 0

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翻訳ミステリー大賞コンベンション@蒲田 その1 

今年も「翻訳ミステリー大賞コンベンション」に行ってきた!
本関係のイベントは久しぶり。
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翻訳ミステリー好きには恒例のこのイベントは、毎年この時期に開催される。
その前年出版された翻訳ミステリーのなかから、翻訳家の方々の投票によって「大賞」が選ばれ、その授賞式が行われるのだ。あらかじめ候補作品が4作品に絞り込まれ、当日、リアルタイムに開票される。

メインイベントはこの大賞の発表だが、他にも「翻訳ミステリーシンジケート」でおなじみの「書評家七福神」選出作品の振り返りトークや、読者賞、各出版社対抗の今後刊行されるイチオシ作品のビブリオバトルなど、盛りだくさん。

はっきりいって、翻訳のお仕事に携わっている方以外にとっては、オタクでマニアなイベントなのである。

「・・・。」


まずは、大会運営事務局を代表して田口先生が開会のご挨拶。
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続いて、フレンチミステリー翻訳家の高野優さん主催フランスミステリ未訳短編翻訳コンテストの結果報告。
今年の1位は、カリーヌ・ジュベルの「ポスト・モルテル」 吉野さやか訳

最近飛ぶ鳥を落とす勢いのフレンチミステリー界。5位にはフランク・ティリエの「よそ者」が!
「シンドロームE」「GATACA」のシャルコとルーシーのシリーズかめちゃくちゃ面白かったのに、続編がでない・・・
ハヤカワさーーん!待ってる読者がここにいまぁーす!!!

   



続いては、これが目的の方も多い「七福神による翻訳ミステリーこの1年」
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書評七福神のなかから、今年は(右から)北上次郎さん、吉野仁さん、川出正樹さん、杉江松恋さんがいらっしゃった。
毎年、もっとも楽しみにしているのが北上トーク(笑)
この話題についていくために読まなきゃ!という妙なモチベーションにもなっていたり。

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こちらをクリックで拡大

書評家7人の方々が、その月に読んだ本のなかで一番良かったものを挙げ、その1年分まとめたものが上記の表。
それぞれ個性を反映していて面白い。
吉野さんの昨年のベスト1は、「マプチェの女」、川出さんは「彼女が家に帰るまで 」
杉江さんは「プラハの墓地」 だそうです。

めちゃくちゃ高評価な「マプチェの女」。わたしも読んでレビューもしてるはずなのにあまり覚えてない(笑)前半悲惨で、後半無難な感じだったという記憶しかない…アルゼンチンものは、「ブエノスアイレス食堂」が凄すぎたし、フィリップ・カーの「静かなる炎」の イメージが鮮烈すぎたのかな?

「プラハの墓地」 は、文書偽造を生業しているちょっとやばい男シモニーニの物語。
なにがやばいって、このシモニーニ、ある朝起きるとふと自分のものではない聖職者の服を着、曜日を勘違いしていることに気づいたりするのだ。しかし、めちゃくちゃ性格が悪いので同情はしない(笑)
テーマは「憎しみと陰謀」。人間がもつ負の感情のパワーは驚くばかりだが、そこはエーコなので万人向けではないかも。お値段もなかなか(汗)

  


そして、北上さんは、、、
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C・J・ボックス「狼の領域」 は、なんと、5年に一度の大作だという絶賛ぶり。
ちなみに、10年は「グレイマン・シリーズ」!

に手をつけられなかったのは、ひとえにKindle版がなかったから…
電子版も出してください…

ロバート・ゴダードの新作「謀略の都 1919年三部作」も、「Kindle化リクエスト」をクリックしまくっていたのに、待てど暮らせどKindle化されない(泣)
絶対読みたかったので、しびれを切らして紙の本を買ってしまった。
ただ、わたくしは清く正しいオタクであるので、基本アマゾンプライムで買うことにしている。紙の本だと、ヤマトのお兄さんの仕事を増やしてしまうぢゃないの…

さて、今回一瞬しか話題に上らなかったが、北上さんといえばグレイマン、グレイマンといえば北上さん。彼が声を裏返らせて「暗殺者グレイマン」を絶賛したのは、いまを遡ること6年前?のコンベンションだった。すきま風の入る寒い旅館の大広間で、それはそれは熱く語ったものだった。
その影響で私も「暗殺者グレイマン」を買ったし(笑)横浜読書会のメンバーにも買った人がいた(笑)きっと他にもたくさんいらしたはず(笑)

ところで、グレイマンシリーズって何?という方はこちらをどうぞ。(だいたいあってると思う)

第5作にあたる「暗殺者の反撃」は、グレイマンがなぜ古巣のCIAに命を狙われているかが明らかになり(今頃?!)、なんとそれが解決する。普通ならそこで物語は終わってしまうのだが、これがなぜだか終わらない。
ここから第二のグレイマンの人生が始まることになる、、らしいが、何をするつもり?
くれぐれも「あの時、終わっておけば・・・」ということになりませんように。

    

 



休憩を挟んで、「翻訳ミステリー大賞のリアルタイム開票&授賞式」。
今年の候補作品は、
アンデシュ・ルースルンド&ステファン・トゥンベリ(著)、ヘレンハルメ 美穂&羽根 由 (翻訳) 

ジョー・ネスボ (著)、鈴木 恵 (翻訳)

マプチェの女 (ハヤカワ・ミステリ文庫)
カリル フェレ (著)、加藤 かおり&川口 明百美 (翻訳)

ミスター・メルセデス ミスター・メルセデス
スティーヴン・キング  (著), 白石 朗 (翻訳)

話題作揃いなので、4作品皆読んでいるという方も多いのでは?
かくいうわたしもそう。
で、個人的にはキング&白石コンビで決まり!と思っていた。
だって、キングのミステリよ?
エドガー賞受賞作で、すごくすごく良くできていたのよ?
受賞作中もっとも仕事量が多かった(?)白石さんが表彰されるとこが見たいじゃないの。

でも、、、わたしの予想は毎年はずれるのが常…


開票とともに、ポーちゃんの顔が貼られていく。
大きいポー=ポー10個分
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初っ端から、「その雪と血を」がぶっちぎり。
勢いが違ったわ・・・


翻訳家の鈴木恵さん、早川書房の担当者さま、
おめでとうございます!
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大人気の撮影シーンだったので、人の頭ばかりがうつってしまっていて、
ピントがボケてるのしか撮れなんだ。
右が鈴木恵さん。男性だとは今の今まで知らなかった・・・

その映像的な美しさへの賞賛と、クリスマス前に読みたかった〜!というコメント多し。
確かに、クリスマスの時季に読むとグッとくるかも・・・

なんとこの続編(当然主役は変わる🐡)も刊行予定なのだそうだ。
次はコミカルな仕上がりらしい。
ネスボもマメだなぁ。


その2につづく・・・

category: 雑談その他

thread: いってきました^^ - janre: ブログ

tag: 海外ミステリ    コンベンション 
2017/04/24 Mon. 12:29 [edit]   TB: 0 | CM: 0

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