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読書日記、ときどき食日記

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トム・ロブ・スミスに会ってきた! 

トム・ロブ・スミスに会ってきた!!!
いえ、正しくは、トーク&サイン会に行ってきたのです…
この企画は、『チャイルド44 』にはじまったレオ・デミドフ三部作の最終章となる『エージェント6』日本刊行に伴って企画されたものだ。




ともあれ、ご本人は富士登山をされたとかで日に焼けており、
オシャレ系無精髭で写真よりも数段カッコイイ!
この日のファションは、くだけた感じのベージュのジャケットに、カラーレスのシャツ、
足元はシルバーのスニーカー!

思ったより小柄で、穏やかな話し方をされる素敵な方だった。

ただ、ゲイというのは知らなかったわ!!!

丸善丸の内店の3Fで開かれたその「トーク&サイン会」は、トム本人の希望もあり、こじんまりとしたものだった。会場はいっぱいだったけど、お客さんも100人もいなかったんじゃないかな?

まずトムご本人が原稿二枚程度のスピーチを行い、それから翻訳者の田口俊樹さんを交えてのトークという進行。

昔から日本が好きで、いつか訪れたいと思っていたそうで、実際ケンブリッジを卒業した当時は、日本で英会話教師になろうとしていたそう。
他には、子供の頃好きだった本のこととか、なぜソ連を舞台にした小説を書こうと思ったのかとか、ファンにとってはいずれも興味深いものだった。

読者とのトークでは、
「あなたは、レオに厳しすぎませんか?」という質問に、
「はい。そうなんです。」と答え、会場は大爆笑。

確かにレオの人生はあまりにも過酷すぎる…
しかし、トム曰く、「人間の真価というのはプレッシャーを受けたときこそ、土壇場でこそに出るもので、だからこそ作家は物語の主人公に難題を突きつける」のだとか。
そして、「我らがレオは決して諦めることがない。自らの中の「善」を追求していく。そこが、レオの魅力なんです」と語った。

それから、現在は次回作にとりかかっているとのことで、来年には上梓される見込みなのだ。
日本語版は、さらに一年後くらいかな?
レオ・デミドフの物語は、『エージェント6』で、決着したので、
次の作品は独立したものになるらしく、冒険スリラーというジャンルながら、私小説的なものらしい。
というと同性愛とかもテーマなのかな?

最後に、作家として大切にしていることは、「公平さと不満」なのだそうだ。
作家は作品に対して神のごとくなんでもできる。邪魔な人物は消しまえるし、気にくわなければ、どれだけ醜くも悪くも描ける。だからこそフェアな目でみるようにして、人物そのものの判断は読者に委ねられるよう心がけるのだとか。
そして、不満というのは小説を書く動機だという。世の中に不満があり、それをどうにかしたい!と思って書くのだそうだ。

次回作はご本人曰く、「私の作品の最高傑作になると確信しています」とのこと。
楽しみにしてまーーーーす!!!

ちなみに、トムは311の震災で日本が大変なときだからこそ来日したかった、と言っていた。
チャリティにも熱心で寄付もしてくださったのだそうだ。


     signature-trsmith.jpg 

みんな上巻にサインもらってたけど、私は下巻に貰っちゃった。
上巻はもう読んじゃったので、持参しなかったの。
下は翻訳家の田口さんのサイン。ユーモアのある楽しい方デス。


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category: 行ってきた&旅行その他

thread: 最近読んだ本 - janre: 本・雑誌

tag: トム・ロブ・スミス    エージェント6 
2011/09/07 Wed. 08:04 [edit]   TB: 0 | CM: 0

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