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読書日記、ときどき食日記

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翻訳ミステリー大賞コンベンション2013に行ってきた! 

翻訳ミステリーシンジケート主催の翻訳ミステリー大賞授賞式&コンベンションに行ってきた。

「翻訳ミステリー大賞」は、2012度(2011年11月1日〜2012年10月31日刊行)刊行の翻訳作品の中から、翻訳者の方々の人気投票によって選ばれる賞である。つまり私のような人には投票権はないの…
でも、一度くらいどんなものか観てみようかと思い出かけてきたのだった。
場所は、これまた縁のない東大赤門近くの旅館の別館。横浜読書会のお馴染みの面子もたくさん来ていた!



まずは、「翻訳ミステリー大賞」の開票である。

二次選考までで絞りこまれたのは、『解錠師』
『罪悪』
『湿地』
『毒の目覚め 』
『深い疵 』
『無罪 』
の6作品だ。
ドイツものが2作品もノミネートされているのに、今のドイツミステリーブームがうかがえる?

一票読み上げるごとにエドガー・アラン・ポーのポーちゃんシールが貼られていく。10票になると、大顔ポーちゃんになる仕組みなのだ。

今年の受賞作は、『無罪』S.トゥロー、二宮磬訳で
二宮さんと文藝春秋の編集さんに賞が贈呈された。

おめでとうございます!

2013413.jpg
後で聞いたところによると、女性翻訳者の票はほとんど『毒の目覚め』 に集中してたのだとか。でも内容的には、やっぱり『無罪 』でしょう!
私は昨年年末くらいに『推定無罪 』『無罪 』とを一気読みしたのだけど、作品自体もさることながら、トゥローのブンガク的雰囲気を存分に伝える二宮さんの翻訳もとても良かった。『推定無罪』の上田訳とも違和感なく馴染んでいたのもよかった!
ちなみにこの二宮氏、R.マキャモンの『少年時代』も手がけられていて、最近ではイヤミスの『あの夏、エデン・ロードで 』も氏の作品。


IMG_0092.jpg今年からは、新たに「読者賞」という賞が設けられた。
こちらは我々一般読者の人気投票である。
翻訳ミステリーと一口にいっても、数え切れないくらいたくさん出版されている。予めの絞り込みはしなかったために、かなり票は細かく割れたらしい。実に60作品以上もあったのだとか。
集計してくださった事務局の皆様、お疲れでした。
んで、その開票結果はこんな感じ 

読者賞を見事受賞したのは、『解錠師 』『吊るされた女』 『深い疵』 の3作品で、同票同時受賞とあいなった。

『解錠師 』は「このミス1位」にもなったメジャー作品だし大方の予想通り。『深い疵』 は、今のドイツミステリブームの反映かな?『吊るされた女 』は読んでないので、なんともいえず...。

おっ〜〜!!!『わたしが眠りにつく前に 』が8位じゃないの!
この本、「このミス」はおろか、横浜読書会の課題書でも無視されたんだけど、面白かったのよ。
ニコール・キッドマンの映画が完成したら、改めて売れる?

IMG_0099.jpg
この後夕食タイムを挟んで、クイズ大会&版元4社によるビブリオバトルに突入。ビブリオバトルって、もしかしてじわっと流行ってる?
扶桑社、文藝春秋、早川書房、東京創元社の各編集さんが、持ち時間5分でこれから出るオススメを熱く語るのだ。

バトルのチャンプ本は、扶桑社のジョン・コリアのアンソロジー『予期せぬ結末1 ミッドナイトブルー 』に。最近は文庫といえども普通に1,000円を超えるから、お値段控えめな700円というのも効いたのかしら?

私はなんといっても『Defending Jacob』だわ。
昨年からUS AmazonのMystery, Thriller & Suspenseのベストセラーの上位にあって、原書で読もうか翻訳を待つかずっと迷っていた本なのだ。そうか、早川から出るのか。

でも、この日、一番熱のこもったビブリオマニアは、書評七福神の北上次郎氏だったかも。
七福神の昨年のベストオブベストのコーナーで、『暗殺者グレイマン 』が、声が裏返るほど超ぉ〜〜〜〜〜〜良かった!と絶叫していたので、帰宅後、早速ポチったのだった。


暗殺者グレイマン (ハヤカワ文庫 NV)
マーク・グリーニー
早川書房 (2012/9/21)









暗殺者の正義 (ハヤカワ文庫 NV)
マーク・グリーニー
早川書房 (2013/4/5)







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category: 雑談その他

2013/04/15 Mon. 23:26 [edit]   TB: 0 | CM: 0

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