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読書日記、ときどき食日記

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ゴッサムの神々 〜ニューヨーク最初の警官〜 / リンジー・フェイ 

5頭のクジラちゃんがガッパ〜〜〜〜〜〜ンと気前よく大量購入してくれたおかげで、私の持株の含み損も少し減った。
クジラちゃんたち、ぐっじょぶ!
しかし、まだ日経は半値戻し。中国もインチキ臭いし、また早晩売り浴びせてくるんだろうなぁ。
ともあれ、オリンピックまでは経済もなんとか持たせてほしいところだが、そのオリンピックの幸先がよろしくない。
パクリ疑惑のエンブレムも胡散臭いだけじゃなく、陰気臭い。
縁起悪そうだし、招致の時のロゴに戻したほうがいいと思うけども…
すったもんだした新国立競技場は、予算内に収めるために冷暖房なしにするとかなんとか。
8月の東京で冷房なしなんて、絶対死者が出ると思うけど…
冷房設置のコストがどれくらいか知らないけど、横浜の日産スタジアムとかみたいに、名前をつける権利をオークションして融通すればいいのに。開催中世界中で連呼されるんだから、高額でも買ってくれる企業はあるだろう。
いっそのこと、ウォルマート競技場でもなんでもよくない?



Potato Famine

さて、『ゴッサムの神々 』である。
これの続編『7は秘密 』が結構面白かったので、読んでみた。
結論からいえば、『7は秘密』のほうが私は好き。テーマが明確でわかりやすいし、物語としてもまとまってると思う。
ただ、気になっていた登場人物の過去のしがらみがわかったのは良かったかな。
ミスター・ピースト(主人公の同僚の警官)が60歳だというのには、ちょっとオドロキ!



物語の舞台は1845年の夏のニューヨーク。
オイスター・セラーのバーテンダーだったティム(ティモシー・ワイルド)は火事で顔に大やけどを負ってしまう。幸い目は無事だったものの、額の生え際から右目の上部に熱い油をかぶってしまったのだ。バーテンは見入りのいい仕事だったが、一目に触れる仕事だ。この顔ではもう戻れない。ティムは財産も仕事もなくしてしまった。
そんなティムに兄ヴァレンタインは、警官にならないかと持ちかける。折しもニューヨーク警察は創設されたばかりだった。熱心な民主党員で消防団員のヴァレンタインは、ティムを警官に推薦するのみならず、要領よく自分も分署長におさまる。
かくして、ティムは第6区の警官として働くこととなったのだった。
自分の乳飲み子を殺してしまった母親を逮捕したある夏の夜、家路にむかっていたティムに一人の少女バードがぶつかってくる。バードは、髪をレディのようにお団子に結ってネグリジェを着ていたが、ぐっしょりと血に濡れていた。だが、バード自身にはどこにも怪我はなかった。
彼女はティムに「彼、切り刻まれちゃう」と言って気を失うが、果たしてその翌々日、ゴミ捨て場で少年の惨殺遺体が発見される。12歳くらいのアイルランド人少年とみられる遺体は、腹部を大きく十文字に切り裂かれ、内臓を取り出されていた。
ティムの想い人で慈善活動をしている牧師の娘マーシーは、その少年を知っていた。マーシーによると彼はシルキー・マーシュの売春宿のところの少年リーアムだという。幼い子供の売春婦だ。ティムの元に保護されているバードもまたマダム・マーシュのところで働かされていたのだ。
その夜、バードはマダム・マーシュの宿で恐ろしいものをみて逃げ出したのだった…




アイルランドで主食であるジャガイモの疫病が流行り、飢えからのがれるために、アイルランド人が大挙してアメリカへ渡ってくるという時代の話である。
物語の大きなテーマはその移民たちが信仰するカソリックと、アメリカ人のプロテスタントの宗教的信条的対立なのだろうが、ちょっと私にはわかりにくかったかな…。

隠語が多様されているせいもあって、当時の不潔で混沌としたニューヨークの光景や、そこに暮らす人々の描写はよかったと思う。

ティムとヴァルの兄弟には、シルキー・マーシュという天敵がいるのだが、この戦いもひとつの見せ場となっている。
この売春宿のマダムは、頭もいいし、強い政治的コネも持っているという強敵なのだ。優雅このうえない目鼻立ちで、美しく着飾っている彼女は、ティム曰く、鏡の中では人間としての共感が全く欠落していることが見て取れるという。
彼女はサイコパス的に描かれているのだが、その生い立ちは少し面白そうでもある。彼女を主人公にしてスピンオフも書けそう。
本書はどうやら三部作とのことらしいが、決着はつくのだろうか。


昨日、漫画的表紙のことを散々悪くいってしまったが、結局それでいいのかも。

さて、エクスペンタブルズ3でもみるかな。では、では…






ゴッサムの神々 上 ニューヨーク最初の警官
ゴッサムの神々<下> (ニューヨーク最初の警官)
リンジー・フェイ (著), 野口 百合子 (翻訳)
出版社: 東京創元社 (2013/8/10)

Kindle版はこちら
ゴッサムの神々 上 ニューヨーク最初の警官
ゴッサムの神々 下 ニューヨーク最初の警官







7は秘密 ニューヨーク最初の警官 (創元推理文庫)

リンジー・フェイ (著), 野口 百合子 (翻訳)
出版社: 東京創元社 (2015/7/21)


Kidle版はこちら
7は秘密 ニューヨーク最初の警官



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category: クライム・警察・探偵・リーガル

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tag: 海外ミステリ  東京創元社  文庫  シリーズ  警察 
2015/08/29 Sat. 21:00 [edit]   TB: 0 | CM: 0

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