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読書日記、ときどき食日記

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イタリアに行ってきた! Part3 フィレンツェ、ウフィッツィ美術館編 

イタリア旅行3日目の午後、悲劇は起きた…
なんと、カメラのバッテリー切れ。

そういえば、ラブちゃんを撮って以来、充電せずにきちゃったからなぁ…同時に夫のキャノンEOSも電池切れ。
ゆえに、ローマからフィレンツェに向かう途中に立ち寄ったオルヴィエートの街の写真がないのだ…
これには二人ともがっかり。
充電器だけじゃなく、予備のバッテリーも持ってくるべきだった!


オルヴィエートは崖の上に築かれた城壁の街で、ワインも名物。
「日本には売ってないから、お土産にどう?」とすすめられて試飲したが、好みじゃなかった…

ちなみに、ワインは1人3本までは無税で持って帰れる。
そのつもり満々で、スーツケースにはプチプチとガムテ、万が一割れても他に被害を及ぼさないためゴミ袋まで周到に用意していった。
日本人が経営しているお店ならちゃんと緩衝材で梱包してくれるが、普通のところはポンと袋に入れて渡されるだけなので、プチプチとガムテは必需品なのだ。
他にも珍しいパスタソースなどの瓶詰めも買ったが、気を付けなければならないのはスーツケース一個あたりの重量。エコノミーなら上限は23kg、ビジネスは32Kgの航空会社が多い。が、30Kg近くなると、女性の力ではもう持ち上げるのが困難になってしまうのだ…
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きっちり梱包し終えたら、スーツケースの中で動いたりしないように隙間に服を詰めておけば、たぶん大丈夫。ほら、この通り無事だった。
ただ、絶対ではないのでハンニバル好みの高価なものはやめておいたほうがいいと思う。



話は旅行に戻って、一路フィレンツェへと観光バスで走った道路は、別名「太陽の道路」
ミラノからナポリまでを結んでいる道なので、そう呼ばれるのだという。我々はそれを南から北へ逆走したというわけなのだ。


フィレンツェに到着した時は、もう日はどっぷりと暮れている。
でも、ホテルの部屋からはクーポラが見えた!!!
急いでちょっとだけ充電して撮ったのがコレ
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翌朝はアルノ川沿いを歩いて、シニョリーア広場にでかけてみよう。
お天気はうす曇りでちょっと怪しげ…でも、まさに「ハンニバル」的な天気?
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『ハンニバル』のなかでレクター博士が暮らしていたヴェッキオ宮。
でも、ここに飾られているダヴィデもポセイドンももちろんレプリカ。
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フィレンツェ市民から非常に評判の悪い金ピカオブジェ。早く撤去してほしいと言われているそうだ。
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ハンニバル〈上〉 (新潮文庫)
ハンニバル〈下〉 (新潮文庫)


トマス ハリス (著), 高見 浩 (翻訳)
出版社: 新潮社 (2000/4/25)







確か死体が吊り下げられていたのはこの場所だったはず。
カメラをトマス・ハリス的モードにして撮ってみると・・・
こんな感じ。なんか劇画調???

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と、お遊びはこれくらいにして、本日のお目当てであるウフィッツィ美術館へ。

ここは、ルネサンス絵画を所蔵した世界最大の美術館。ヴァチカン同様、空港並みの手荷物検査がある。
が、、、あるにはあるのだが、そこをくぐり抜けた後は、
警備員たちは居眠りしてるかスマホに夢中。
緊張感もやる気もナッシング(笑)

と、イタリア人に呆れたところで、さあ、行きますよ!
ウフィッツィ美術館の名画鑑賞に。


廊下の天井はグロテスク装飾がほどこされている。
グロテスクという言葉は、我々は日常「不気味な」というニュアンスで使用しているが、もともとは地下墓所や洞窟を意味するイタリア 語"grotta"からきているのだそうだ。
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廊下の窓からはヴェッキオ橋が見える。
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ウッフィツィに来たのなら、何はなくともボッティチェッリの有名な絵を見なくては!
ただ、照明と反射でうまく撮れないし、否応なく人も入っちゃう。
絵を撮るのって難しい…

「ヴィーナスの誕生」
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モデルとなったのは、当時フィレンツェ一の美女といわれていたシモネッタ・カッタネオ・ヴェスプッチ 。




ガイド付きのいいところは、絵の見方も教えてくれることだ。
「プリマヴェーラ」にはいくつか見方があるそうだが、右からみていくとわかりやすいという。
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右端には西風のゼフュロスがいて、頬をふくらませ、青い顔で西風を吹かせ、春を運ぶ神だが、彼はニンフを掴んでいる。
ゼフィロスにつかまれたニンフは、口や指先から花をあふれさせ、花の女神フローラに変身しようとしている。
その左隣は、すっかり変身し終わったフローラだ。
中央の一段高い位置にいるのが、愛の女神アフロディーテ。
他のものよりも高い位置にいるのだが、遠近法が用いられていないために浮き上がっているようにみえる。

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女神の左隣にいるのが三美神だ。右は「美」、中央が「貞節」、左が「愛」。
実はこの三人、仲がよくないらしい(笑)「愛」と「貞節」は目をそむけているが、「美」がこの二人の仲を取り持っているといわれている。
「美」のモデルは「ヴィーナスの誕生」と同じシモネッタ・カッタネオ・ヴェスプッチなのだそうだ。

東京都美術館でも来年からボッティチェッリ展をやるようだけど、この2点はこないみたい…
ここの目玉だもんね、仕方ないかな。

下の絵と同じモチーフ、ベッツォーリ美術館所蔵「書物を読む聖母子」が来日するみたいです。
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続いてはこの方の部屋
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ご存知ダヴィンチの「受胎告知」
日本にやってきてもせいぜい数秒しか見られないが、座ってじっくり鑑賞できるのはウフィッツィならでは。
天使ガブリエルが、右手の人差し指と中指を立ててピースサイン(Vサイン)のような形をつくり、聖母マリアへの祝福の意を表し、左手では聖母マリアの純潔の象徴である白百合を捧げている。
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この絵は様々な謎を孕んでいるが、このテーブルも謎のひとつ。
どの角度からみても、正面を向いているようにみえる。
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忘れちゃいけないのが、ミケランジェロ
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「聖家族」通称トンド・ドーニ。

背後の裸体といい何やら意味深な絵らしい。
描かれているのは、聖母マリアの夫聖ヨセフだといわれているが、夫というかマリアの父親にさえ見えるんだけど…
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お次はティツィアーノの「ウルビーノのヴィーナス」
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見る角度を変えても、ヴィーナスの視線は…ほら!
なんかヨーエン…
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そして、締めはカラヴァッジョ
劇的なその絵同様に、画家その人の人生も劇的だったようで、素行は悪く、賭け事の口論がきっかけで友人を殺してしまったという。
そんなカラヴァッジョだが、日本でも2016年3月から国立西洋美術館で、カラヴァッジョ展も開催されるそうだ。
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カラヴァッジョの傑作「イサクの犠牲」
う〜〜ん、これもうまく撮れなかった(泣)
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「メデューサの首」
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メジャーな絵だけを慌ただしく紹介したのだけれども、見るべき絵はもっと多くある。
この日は比較的空いていたらしくてラッキーだったが、やっぱり何日か滞在してゆっくり見たいなぁ…
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category: 雑談その他

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tag: イタリア    フィレンツェ  旅行  美術館  ウフィッツィ  カラヴァッジョ 
2015/11/11 Wed. 13:07 [edit]   TB: 0 | CM: 0

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