Reading For Pleasure

読書日記、ときどき食日記

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趣味は、読書と「食魔」です。 

マザコンで足フェチで、マゾな谷崎潤一郎は、また、グルメとしても知られている。
戦時下にあっても、横浜、熱海、京都の家々で、折々の贅沢な食材を堪能していたというし、その作品にも食べ物を食すシーンが必要以上に書かれてもいる。

 
その「食」に焦点をあてた谷崎潤一郎論が「食魔 谷崎潤一郎」という本。

この食魔というのは、岡本かの子の小説にもあるが、だいたい「食に取り憑かれた人」ともいう意味で使われているらしい。

著者によると谷崎は、
「美食に溺れつつも、一歩引いた目線から食に執着している自分の醜悪さ滑稽さ、ひいては『ものを食う存在』としての人間の業の深さを批判的に見つめている」のだという。

読んだ感想としては、「やっぱり変態だったんだな…」という感じ(笑)
知ってましたけど、食の観点からもやっぱり変態だった。
だから、私は谷崎文学が好きなんだろうなぁ…
変態のなかの「美」に惹かれるというか…

この本の著者曰く、「暇さえあれば食べ物のことを考えてしまう自分を愚かだなぁと思い、そう思いつつも食べることが好きで仕方がないと思う時、あなたは立派な食魔である」

料理の写真を、後で何度も見返して反芻しまう私も、また、まごうかたなき食魔である・・・
というわけで、我が食魔フレンドの皆様、美味しいお店の回想シーンでございますよ!
ともに、その愚かさを自覚しつつも、バーチャルに味わいましょうぞ。



さて、たまには新規開拓を!ということで訪れたのは、中目黒のモダンフレンチ「クラフタル」
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この階段を上るとお店ですのよ。(エレベーターもあり)
場所柄もあるのか、ブティックやカフェみたいな感じ。
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お出迎えのスカルちゃん。
季節によって髪が桜になったり、紫陽花になったり、パセリになったりするらしい。
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お願いしたのは、ディナーと同じコース。
このコースだとお料理にパンのペアリングをしてくれる。
と、ともにワインのハーフペアリングもお願いした。ランチだからねww

で、メニューがコレ。。。
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カフェっぽいでしょ?
カフェ感満載のテーブルにはクロスすらかかってない。
ここで友人が「このお店、大丈夫かしらん…」心配顔になるんだけど、、、、
これがね、見事、期待を裏切るのだ。


とりあえず、シャンパン、パンをなみなみ〜〜
サン・マルソー
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アミューズその1
グレープフルーツのジュレとマスカルポーネ。
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アミューズその2
手前が鶏胸肉をシート状にしたものの上と白エビ
もはや鶏肉の面影もなくパリパリ。白エビねっとり。
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卵の中にはいっているのは、生ハムとトマト、バジルに卵白の泡のソース
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前菜その1
フォアグラにコーンのヒゲのサラダ、奥はヤングコーンを
ゴルゴンとコーンのソースで。
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ソースとフォアグラがマッチしてうんみゃい!
ここらあたりで友人の顔がほころぶ。

パンペアリングはピスタチオのふわふわの蒸しパン。
ソースにつけて食べると美味しいのだ。チーズソース最強!
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次のワインは白
なにか知らないけど、美味しい。
辛口だけど蜂蜜の風味がして爽やかな口当たり。
写真用にボトルを置いておいてくれるんだけど、ついつい継ぎ足しそうになるわ
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前菜その2
素揚げした稚鮎、白レバーに、石みたいなのはグジュールというシュー皮
絵画のようなプレゼンテーションに圧倒
こういう和っぽい盛り付けは流行ってるのかな〜
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魚料理
赤穂鯛、サザエ、カリフラワー
見て、見て!モネのような美しさ!
しかも美味しい!!!
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パンペアリングはサザエにみたてたデニッシュ。
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貝にアレルギーのある友人のはウニで。
ウニ、いいなぁ…
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お次は肉料理なので、赤ワイン登場
これもなにかわからないけど、スパイシーな香り。
シラー種?でも飲みやすくてすぐなくなる・・・(´・_・`)
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肉料理は仔羊のロースト
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パンペアリングは、ピタパンにひよこ豆のサラダ
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デセールその1
マスカット、山葵のふんわりジェラート
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白い泡はエルダーフラワーのソースで、ロンドン駐在していた彼女は、
懐かしいと言ってた。


デセールその2
盛り土?!
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いえ、いえ、土じゃなくて、アサイー、コーヒーのフレーク、ショコラなのよん。
食感はチョコクランチそのもの。
アサイーの甘酸っぱさにコーヒーのほろ苦さがマッチ。中のショコラも上質です。
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〆はコーヒーで。
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CPはかなりいいかも。客層もミシュラン系に比べるとかなり若かった(笑)
お安いコースも用意されているし、カジュアルな内装なので、女性同士で気軽な感じで来たい感じ。


ところで、谷崎の時代に比べれば、今は格段にグルメの敷居が低くなった。
ラーメンでもなんでも美味しいものは巷にいくらでもあるんだもの。そりゃ、食べログも流行るわ。
追っかけやコレクターに比べれば、本を読むことや食べることは低コストな趣味なのかもしれないよね。どっちも「消え物」だし。

私も先立つものがあれば、着道楽というやつもやってみたいなぁ(笑)


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category: 雑談その他

thread: 最近読んだ本 - janre: 本・雑誌

2016/06/21 Tue. 14:45 [edit]   TB: 0 | CM: 0

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